「マットスタンプ」と「マットスプレー」の凍害対策

2019.11.8

スランプ8」の生コン発注を徹底する

生コン業者への発注の仕方も注意しましょう。必ず「特殊な施工をするから、必ずスランプ8を持ってきて下さい。」と釘を刺してください。生コン業者によっては、いい加減な場合もありますので、何度も確認をしておくことがポイントです。冬場に水分が多いコンクリートで施工を行うと日中に水分が十分乾燥せず、凍害の一番の原因となります。

 

コンクリートの強度は27N/m㎡以上を発注する

冬場は「コンクリートの強度」をモルタル分の多いのものを発注してください。モルタル分が多いと水引きが良く、硬化が促進されます。

 

早強コンクリートを使用する
厳しい寒さの場合は早強コンクリートを使うのも良いでしょう。ただし、製品によって硬化時間や性質が異なりますので、熟知した上で注意して使用してください。

凍結防止剤(耐寒剤)を使用する
凍結防止剤(耐寒剤)を添加できる地域の方は、そのようなリクエストをしてください。ただし、取扱いに注意して使用してください。

凍害防止用の養生マットを使用する
1日目の作業が終わったら、冬用の養生マットを敷いておきましょう。気温が下がりマイナスに近づくのは深夜から朝方にかけてです。養生マットをしておくだけで、温度低下をやわらげることができます。

  

 

プロパンバーナーを使用する

冬の施工でやっかいなのが、「乾きの悪さ」です。吹き付けたあと、完全に乾くまでの待ち時間が夏に比べたら数倍にもなります。そこで、待ち時間を減らす方法としてプロパンバーナーを有効にお使いになることをお勧めします。上手に使えば、施工時間をかなり短縮させることが出来ます。ただし、非常に危険ですので、下記注意事項を厳守してください。

◆バーナーの口を下に向けて使用する。
◆バーナーの口を絶えず動かしながら使用し炎が一点に集中しないようにする。
◆炎が透明で見えづらいため床との距離を十分にとって使用する。
建物近くで使用する際は、最も注意する。

 

ネタ用の水を温める

冬季に冷たいままの水をそのまま使うと、ネタとの馴染みが悪く、規定量の水を入れても硬めの仕上がりになってしまいます。硬めになると、どうしても水を足してしまい、結果水分の多い乾きの悪いネタになってしまうことになります。そこで、サーモスタットヒーター等を使用し、ぬるめでよいので、温めた水を使用して下さい。そうすることで、規定量の水で吹きやすいネタを作ることができます。

  

 

1日目の作業が完了したら、ブルーシートで覆っておく

夜露が降りそうなときには、1日目の作業完了後に吹いた箇所をブルーシートで覆っておくと、夜露を避けることができ、2日目の作業にスムーズに入れます。

 

上記の内容のPDFにまとめています、必要であればPDFをダウンロードください。(左:マットスタンプ、右:マットスプレー)また、総合資料にも記載していますので、ご確認ください。

   
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